カルノシン点眼薬

ヘッダ画像

カルノシン点眼薬

カルノシン点眼薬とは

健康な水晶体は透明で光を通します。
白内障ではこの眼中レンズである水晶体のたんぱく質が加齢などにより変性し、徐々に白く濁ってきます。
これは本来、体内で分泌される酸化防止作用を持つカルノシンが減少することが原因のひとつと考えられています。

非加水分解カルノシン点眼薬はNアセテルカルノシン目薬とNアセテルカルノシンの複合アミノ酸を目に投与することにより、カルノシン代替えのとして作用させることで白内障を治療するというものです。

クララスティイル

クララスティイル

CAN-C

CAN-C

この目薬はロシアのヘルムホルツ眼病研究所のマーク・バビザエフ博士の手で開発され、国によってCAN-C・クララスティルという薬名で販売されています。(CAN-C→アメリカ/イギリス・クララスティル→欧州)

これまでは白内障には外科的手術しか有効な治療方法はありませんでしたが、欧米では手術以外の選択肢として広く認知されています。また、人ほど手術の簡単でない犬の白内障治療にも積極的に用いられています。

EUではOTC医薬品として安全規格CEマークを取得、2010年9月にはアメリカでも特許承認されています。
現在、世界各国で使用されている最新の白内障治療薬(点眼薬)です。
犬専用として「ドッグクララスティル」も売られていますが、基本的に人間用と同じ成分です。
また、最近はCAN-Cが入手困難のようでジェネリックのシーナックというカルノシン点眼薬も人気があるようです。
価格的にもCAN-Cよりもお買い得感があります。

≫シーナック詳細ページ

カルノシン点眼薬の成分

Nアルファ型アセチルカルノシン(栄養物)1.0%
カルボキシ・メチル・セルロース(増粘剤)0.3%
ポタシウム炭酸水素塩(pH調整剤)0.1%
グリセリン(防腐剤)1.0%
ベンジルアルコール(保存料)0.3%
無菌水97.3%

こちらは人用のキャンC点眼薬のPR動画です。

カルノシン点眼薬の口コミ

こちらは人間用のカルノシン点眼薬の口コミです。
自分の言葉でレビューできるところは犬とは違いますね。
やはり、個人差はあるようですが、効果があるという実感も多いようです。


人間ドックで2年前に水晶体に濁りありと初めて書かれてびっくりして使用開始。今年の人間ドックで異常なしに変わりました。しっかりした診断結果です。
半信半疑で使っていたのですがこんな結果になって本当にびっくり。ネガティヴなことも書かれていますがこれは事実です。
他に紹介してあげた人も調子がいいって言ってます。
もう一人は途中でやめたんですがこの人間ドックの診察結果見せたらびっくりしてました。


もう使わなくてもいいかなと思いつつ、調子がいいみたいで、続けています。今のところ、副作用のようなものはなさそうです。


少しの間、この薬を使うのをやめていたらなんとなく調子が悪いので、また使うことにしました。やはり効いているのかなと思います。


現在、59歳になる主人ですが、ずいぶん前から白内障のような症状がみられ、しばらく悩んでおりました。主人の母親も、白内障になって、手術を片目だけ受けたということもあり、やはり遺伝的なものも考えられるのかとも思ったり、眼科に行こうか行くまいか、思案もしておりました。
そして。インターネットでいろいろと調べた結果、このキャンCが良いということがわかりました。いろいろ口コミなどもみてみると、良さそうなので続けて使っています。今のところ症状はほぼとまっているようです。


1年半程使用中、継続使用で初期段階の濁りからの改善あり。
CAN-C在庫切れの際はジェネリック品使用したが短期間。


目薬を射し初めてから数ヶ月まだ効果は感じないけど、もう数ヶ月試してみようと思っています。 配送とか梱包とかそういう面は大丈夫でした。


2年ほどリピしております。C-NACも購入歴ありますが、CAN-Cは点眼時にしみる感じがあり効果感があるように思えます。 点眼していないと白濁が進むような気がします。


視界がクリアになった気がします。


片側ですが、濁りが薄くなってきました。


2か月程度使用していますが、白内障が完全しているという実感は今のところありません。
私には合わなかったようです。


愛犬の白内障と、私の予防用に購入しました。まだ2ヶ月くらいなので効果はハッキリしませんが、ドライアイ気味だった私の目が、朝開けられるようになったので、白内障だけではないと実感しました。二人と2匹に使っているので、次回はジェネリック用品の「C-NAC」を購入するつもりです。

≫ わんちゃんでの口コミ

ご使用にあたっての注意事項

カルノシン点眼薬は基本的に副作用はなく、重篤な問題も1件も報告されていませんが、以下の点にはご注意した方がよさそうです。

※カタリン・カリーユニなどピレノキシン系目薬(白内障進行遅延薬)や他の抗酸化サプリメントと併用しないでください。
※一部、品質が定かでないコピー薬の出回っているようですので、発送元がUK、またはUSAでないものはご注意ください。
※基本的に副作用はありませんが、万一異常を感じたらすぐに使用をやめて医師に相談しましょう。

日本で購入する場合は輸入品となり、サプリメント扱いとなりますが、個人購入に際して法的に問題はありません。
実勢価格はクララスティルはCAN-Cの倍くらいの設定となりますが、同じ効果・効能といえます。

人の白内障治療が抑制から手術へと切り替わっており、治療薬の発展は難しいように思えます。
このような背景から、効果の有効性を認める眼科専門医は少ないでしょう。
ただ、実際に白濁が薄くなったという声があるのは事実で副作用のないこの目薬は「手術ができないないから」と愛犬の白内障に諦める前にお試しになる価値があるように思えます。

≫ カルノシン点眼薬詳細ページ